にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。
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以前、ものさし入れ用の細い巾着の作り方について書きました。ママ友のお母様から教えてもらった縫い方です。これ、ほんと今でも「目からウロコ」の縫い方だよなー、と思ってます。
でもね、ママ友の一人から「巾着タイプではないものさし入れを作って~!」との依頼が。「巾着だとヒモが邪魔になる」とそこの子が言ってるのだそうです。なるへそ~、確かにヒモが引っ掛かりそうで嫌だという子もいるだろうねぇ。
長くて細い生地を用意
なので今回は巾着タイプではなく、フタ付きのものさし入れにします。簡単に作るために裏付きにします。最後に長いものさし入れをひっくり返したりもするので、表も裏も薄手の生地が良いですよ~。
今回はこんな生地にしました。表布も内布も薄手のコットンです。花柄の方が表布ね。
裁断するサイズは以下の通り。どれも縫い代込みです。
- 表布: 縦70cm x 横7cm x 1枚( 長~い!)
- 内布1: 縦33cm x 横7cm x 1枚
- 内布2: 縦38cm x 横7cm x 1枚
あとは面ファスナー(マジックテープね)、2~2.5cm角くらいのを1組。その面ファスナーの幅に合わせた正方形くらいでいいと思う。
「そんな長い生地、ないわ!」って場合は、こちらの作り方で。40cm以内の布でできます。ほぼ同じ形のものができます。
簡単にできます
このものさし入れは、裁断さえしてしまえば縫うのは結構簡単にできてしまいます。しかも直線縫いを10回くらいやるだけ!
主な流れは、、、
- 表布と内布1(短い方ね)を中表にして、短い辺を1つだけ縫います
- 表に返したら端ミシン。そして面ファスナーを付けます。1で縫った部分から1cm下がったところの中央。
- 内布2にも面ファスナーをつけます。端から2cmの中央。
- 手順1の布を中表に折り、3枚を中表に合わせて、底以外の3辺を縫います
- ひっくり返したら、内布の底を縫います。これは見えないところだから、省略可能です。
- 整えたら完成~♪
こうやって手順を書くとちょっと長いし分かりにくいけど、作っていくと実際はもっと簡単。以下に細かく説明しまーす。
縫おう~♪
手順1からスタート
まずは上の手順1です。表布と短い方の内布1の端を中表で合わせて、端から1cmのところをミシン。短いけど最初と最後は返し縫いしてね。
そして表に返して端を押さえミシンします。ここがものさしを入れるポケット部分になります。
面ファスナーを付けます♪
続いて面ファスナーを付けます。最近の面ファスナーには凹面凸面と分かれてなくて、両面どっちでも使えるタイプがあるので、いつもそれを使ってます。便利すぎる~。私がよく買ってるのはこのタイプ(楽天市場にリンクしています)。
まずは面ファスナーを手順1で縫った表布側に付けます。押さえミシンした端から1cmの中央ね。
続いては内布2(長い方)にも面ファスナーを縫い付けます。こちらは端から2cmの中央。
面ファスナーがない場合は、あとからスナップを縫い付けてもいい。手順4のところで最初にヒモを挟んで縫って、反対側にボタンを付けるようにしてもかわいい♪と思います。
あともう少しで完成で~す♪
あとは折って重ねて縫っていくだけ。但し重ね方を間違えないようにするのがポイントです。
まずは表布と内布1がくっついてる方の部品。この表布をほぼ半分になるように中表に折ります。底になる側は内布が1cm余るように、そして反対側は表布が6cm余るようにします。6cm余らせた方がフタになります。
こっちのフタ側は表布が6cm出ています。
そして反対の底側は内布が1cm(あれ、ちょっと短め?)出ています。
ここに内布2を中表に合わせます。内布1を挟むような感じ。面ファスナーの付いてる部分を表布の飛び出てるところと合わせます。
ずれないようにマチ針などで留めたら、底以外の3辺をグルリと縫います。これ、ぐるっと縫って戻ってきたとこです。
フタの角がもたつかないよう、縫い代の角を切ってから、内布の底部分からひっくり返します。一回ひっくり返すとこんな風に内布が出てきます。
これでもう一度表布が外側になるようにひっくり返せば完成です。が、その前に、気になる場合は、内布の底を閉じます。でも内布の底なんて殆ど見ることはないので、ポロポロほつれてくるような布じゃなければ、閉じなくても大丈夫。
一応手縫いで閉じてみました。
ミシンを掛けてもいい。ジグザグしたものも作ってみました。
フタ付きものさし入れ、完成!
さてさて完成しました~♪ フタ付きのものさし入れです。こういうフタ付きタイプって、ちょっと手が込んでるようでいいですよね♪
フタを開けて、ものさしをちょっと覗かせてみました。実際にはものさしはピッタリ隠れる感じです。
女の子ならレース付けたりするとかわいいですよね。タグを付けると既製品に近づく感じがします。
実は同時並行でもうひとつ作ってました。こっちは白地にジンジャークッキーの柄で、もう少し厚手の生地。ひっくり返す時、こっちの方がちょっと力が必要だった。
このものさし入れの嬉しいのは、見た目は手が込んでる風なのに、意外と簡単にできる点。是非作ってみてくださいね。同じ作り方で、お箸入れとか歯ブラシ入れとかもできますねー♪
𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣。.:*・゚✽.。.:*・゚。.:*・゚✽゚・*:.。𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣
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コメント
あ、これなら作れそう♪って思えますね^^
しかもこれってものさし入れだけじゃなくって、ちょっとしたポーチとかにも引用できそうですね☆
縦笛入れとか~^^
marimoちゃん、いつもありがと。
そうなの、これ簡単にできるし、可愛いでしょー。確かに、ものさしだけじゃなくて、縦笛とか、ポーチとか、応用範囲が広そうです。
久々にマスク以外の記事な気がしますね。
このところハンドメイドの世界ではマスクが目下、盛んです。
私の友人でハンドメイドしている方からも手作りマスクをもらいました。
物差し入れとは懐かしいです。
小学校で使う事が多いアイテムですね。
以前に作られた巾着タイプは、ヒモがひっかかって嫌だという意見もあるのですね。
今度はフタ付きタイプにされたのですね。
長い布があればいいなら、要らないネクタイとかでも可能なのか気になります。
マジックテープの世界も私の若い頃とは違って進歩しているんですね。
凹凸に分かれてないんですね。
なお、ひっくり返す時は、ほそっこいのでやや大変そうです。
今回のも内布があって、あまり見えない側も綺麗なのが丁寧な作りですね。
私の小学校の時のは、内布、裏地などつけず、キルティングで作った物を持たされているケースが多い気もします。皆が洋裁を得意としているわけではないので、そうなります。
ウラジーミルさん、いつもありがとうございます♪
そうですね、マスクじゃない記事は久しぶりかも。そしてこのものさし入れ、意外と簡単にできて楽しいです。確かに不要になったネクタイとかでも作れると思います。ネクタイほどけば、ちょうどいい長さかもしれないです。
Nickさんみたいな匠のような方でも、やっぱ人から学ぶときってあるんですね(*´ω`*)
人生日々勉強、僕もNickさんを見習って吸収し続けなければ(*´ω`*)
えたばりゅさん、いつもありがとう♪
いやいや、私もまだ修業中。いろんな方から学ばないと上達しないです。がんばる!
手順1からスタートの「表布と長い方の内布1の端を~は短いほうの内布1でしょうか??
acoさま
コメントありがとうございます。
間違えて書いていました。ご指摘いただいた通り、短い方の内布です。ブログ本文の方も訂正しました。助かりました。ありがとうございます!