にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。
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新型コロナウィルスの影響もあって、最近ダブルガーゼを使ってマスクを縫うことが増えています。
でもガーゼって柔らかいし布目が大きいので、意外と縫いにくかったりするんですよね。そんなガーゼを少しでもキレイに縫う方法について調べて挑戦しましたよ。
ガーゼはこんな生地
ガーゼは主にゆるく撚った細めのコットン糸を使って、粗い目で平織りにした生地です。甘撚りだし目も粗いので、ソフトな肌触りで気持ちがいい。
1枚のシングルガーゼ、2枚重ねたダブルガーゼなどがあって、一番厚手だと6枚合わせたものとかもあるそう。この6枚合わせのものは、夏の肌掛けとかに使われたりするもの。そしてマスクには2枚重ねのダブルガーゼがよく使われます。
ダブルガーゼと普通のコットン布とを比較してみました。
上が最近手に入れたかわいいガーゼのハギレ。やっといろんな柄のガーゼが買えるようになってきたよね。これでマスクも作っています。そして下はシーチングくらいの少し薄手のコットン生地。
生地にもっとグググッと寄ってみます。グググッ~!
多分生地の裏で比較した方がさらに違いが分かるかも。上がダブルガーゼ、下がシーチング。
やっぱり目の粗さが全く違いますねー。倍くらい違う感じがする。因みに同じ倍率、同じくらいの距離で撮影したものです。
ガーゼ縫ったらツレる~ あるよね
こんな柔らかいガーゼなので、縫ってると生地がツレルことがよくあるんです。特に三つ折りとかで厚くなってるところでよく起こる。
どうなるか、再現してみますね。三つ折りにしたガーゼを縫ってみます。実験なので、途中で返し縫いしたり、上から縫い直したりもしてみました。
表から見るとこんな感じで普通に縫えています。
でもひっくり返して裏を見てみると、左の上の方、生地がツレています。ひっかかったようになってる。
ちょっとピントが合ってないなぁ。もっと寄った画像で見ると分かるよ。こちらです。
一生懸命縫ったのに、ひっくり返すと裏側がこんなになってたら、「あちゃー」だ。
ミシンの押さえ金の下にある「送り歯」に生地がひっかかっちゃうのが原因みたいです。この波のようにギザギザしているのが送り歯ね。縫ったら生地を後ろに送る役割があります。柔らかくて目の粗いガーゼ生地はここにひっかかりやすい。
こうすればうまく行きます♪
このひっかかり・ツレを防ぐのは、実は簡単です。「トレーシングペーパーを敷いて縫う」だけ。
こういうことね。下にトレーシングペーパーを敷いて、一緒に縫ってます。
トレーシングペーパーじゃなくて薄手のチラシなどの紙でもいいらしいです。これは試してないけど。
縫ったあとは、もちろんトレーシングペーパーもくっついています。
裏返して、これをペリペリ破いていくのも楽しかったりする。無理にひっぱらないで、端から縫い目に沿ってペリペリしてね。
で、肝心の生地の裏側。ツレたりひっかかったりしてないかどうか、です。見てみると、、、
ジャン! 大丈夫です。ひっかかってない。キレイに行きました。
ということで、ダブルガーゼがひっかかってうまく縫えない時は、トレーシングペーパー挟みの技を使ってみてね。
このトレーシングペーパー挟みは、ツルツル滑るサテンやタフタなどの生地を縫う時にも使えます♪
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コメント
あ、これは便利な裏技!
簡単ですね~。
ガーゼも粗目のものほど引きつれます。トレーシングペーパーが家にあるのでばっちこいでした~!
marimoちゃん、いつもありがとー♪
簡単でしょ。私も最近は必ずこのトレペ挟みをやるようにしています。ちょっとのひと手間だけで仕上がりが全く違ってくる気がします。ぜひお試しを~。
ツレル…。(-ω-;)ウーン その言葉を初めて知った。オボエトコ。
ましゅーさん、いつもありがとー♪ございます。
「つれる」って言わないかなー。方言? いやいや多分標準語?
シングルガーゼは、あまり見た事ない気がします。
ダブルガーゼやトリプルが多い気がします。
ガーゼ2枚(シングル×2)の状態しか布がない超ペラペラの
マスクをうちの家族が作っています。
ガーゼ1枚で作る事はさすがにできないみたいです。
ペラペラ過ぎて縫えないそうです。
ガーゼもマスクにちょうどいい小花柄が手に入るようになりましたね。
手に入らない時は、妙に大柄だったりしますね。
普通のコットン布と比べると、ガーゼは繊維の織り目がはっきり見えますね。
生地の裏だと、明確に分かりますね。ガーゼは穴だらけなんですね。
通気性のいい素材ですね。
普通の布よりガーゼがつれやすいんですね。
ガーゼの繊維の穴が大きいのもつれやすい原因ですよね・・・。
穴からグーっとひっかかりひきつれる気がします。
生地のひきつれは、写真でははっきり写りませんが
ガーゼにはよくある事なんですね・・・。
目の粗い部分がミシンのギザギザの送り歯につっかえてしますんですね。
トレーシングペーパーをひいてツレを防ぐとは驚きです。
後で、ペーパーをとらなきゃいけないという手間も増えますね。
ひきつれが起きるより、ペーパーとる手間の方がマシなんですね。
でも、このペーパーとる事は、一工程増えてはいるけど、
びりびり破くので、ストレス解消にもなりそうで面白かもしれないですね。
今回のはまさに裏技ですね!初耳です。
マスク作りだけでなくサテンやタフタなどの生地を縫う時にも使われた秘テクでしたか・・・。
うちの家族が、夏用ペラペラマスクを作ろうとしているので、教えておきます。
ウラジーミルさん、コメントありがとー♪ございます。
そうなんですよね、ガーゼは目が粗いからほんとヒキツレます。トレーシングペーパーの効果は絶大です。そしてピリピリも楽しいですよ。ぜひやってみてくださいね~♪
いや~・・・本当に繊細な作業ですな(;^_^A
僕なら、間違いなくこっちに目ぇ行き過ぎて自分の手を縫う感じになるっす( ノД`)シクシク…
えたばりゅさん、いつもありがとうございます♪
お誉めいただいて嬉しいです。好きでやってると少しずつ上手くなってきましたよー。