にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。
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本題に入る前に。先日生地屋さんに行ったら、見つけてしまいました。今はやりのこれ。「鬼滅の刃」の主人公たちの柄です。こんだけ流行ってると買っちゃうよね。
で、作ったのがこちら。お友だちの子ども達向けの立体マスクです。
幼稚園では今、鬼滅マスクが大流行してるんだそうです。なので、きっと子ども達にも喜んでもらえそう。マスク嫌いな子も喜んで着けてしまうマスクです。
うちの娘はさすがにいらないって。お年頃だからね、中学校には鬼滅柄マスクはして行きたくないみたい。
今回は背もたれタイプの防災頭巾カバーです
さてさて。大抵どこの小学校でも必ず準備しなきゃならないものの一つに、防災頭巾とそのカバーがあります。うちの娘が通っていた学校では、防災頭巾は座布団タイプのカバーに入れて椅子に付け、普段はその上に座ってました。
ところが最近それが変更になって、背もたれ式のカバーになったんだって。ママ友からも背もたれ式の作り方の質問がありました。なので今回は背もたれタイプの防災頭巾カバーを作りますよ~♪
キルティングって、高いのよね
こういう防災頭巾カバーってキルティング生地で作ることが多いです。キルティングっていうのは、2枚の布の間に綿(ワタ)や毛の芯を挟んで、ステッチで押さえてある生地。厚みがあってふっくらしているので、防災頭巾を入れて背もたれにしたり座布団にしたりするのにピッタリです。
でもキルティング生地って、他の生地に比べると、実は結構高い。安売りしていてもメーター当たり1000円前後、かわいい柄だとメーター1500円とか2000円とか、それ以上したりします。気に入った生地を用意したのに「失敗した~っ! 使えない~っ!」なんてなると、ちょっと涙💧です。なるべく節約して作りたい。
なので長さ50cmで作ってみる
今回はなるべくコストパフォーマンス良くするために、生地幅(通常108cmくらい)x 長さ50cmのキルティング地で作ってみることにします。チャレンジです。うまくいくだろか?
用意したキルティングはこんなの。表は紺の無地、裏は紺のギンガムチェックになっていて、リバーシブルで使えるものです。セールの時にゲットできたので、50cmで500円ほどでした。
このサイズで作るには、生地の柄に上下左右のないものにします。というのも、ちょっと邪道だけど生地を横向きで使うから。
生地には縦横があります。端がほつれないように処理してある(=耳)のが縦。縦の方が横に比べて伸びにくいので、生地を引っ張ってみると縦横が確認できます。
通常は生地の縦が、作るものの上下になるようにします。だけど小物の場合は、それほど縦横を気にしなくても大丈夫。なので、今回は生地を横向きで使います。
その他に準備するものは、
- 両面ファスナー:2~2.5cm幅のもの、長さ6cmで3セット
- アクリルテープ:持ち手用。2.5cm幅のもの、長さ18cmを1本
- 平ゴム:座布団タイプとしても使えるようにゴムも付けることにしました。座布団タイプと併用しない場合は不要。2.5cm幅のもの、長さ50cmを1本
慎重に裁断です
今回は節約モードなので、用意した生地の分量はギリギリです。裁断は1ヵ所だけだけど、慎重にやりますよー。間違ったら、もう余りの布がない!
生地を横長に置いたら、端から28.5cmのところで2枚に切り分けます。
- 28.5cm x 50cm: これが椅子の背に被せる部分になります
- 残りの79.5cm x 50cm: 防災頭巾を入れる部分。フタ付き
で、切った部分は、両方ともジグザグミシンしておきます。
持ち手の仮留めと端っこの処理
小さい方の生地、ジグザグした側に持ち手を仮留めします。中央から左右とも4cmずつ空けて、表側に仮留めです。
椅子の背に被せる方は、アクセントとしてチェックの方を表に使おうと思います。なので、こんな感じに仮留めしました。
持ち手の付いてない反対側の端は耳になってるはず。そこを1cm内側に折って、ミシンしておきます。これは裏から見たところ。
面ファスナーは向きに気を付けて~♪
続いては、本体に面ファスナーを縫い付けて行きますよー。
まずは本体の耳になってる側を1cm折って端ミシンです。今回、本体は紺の無地の方が表側ね。
続いて、これに面ファスナーを縫い付けます。付ける位置は、中央と両端からそれぞれ3cm空けたところ。表面に付けてね。面ファスナーの横の線を先ほど端ミシンした縫い目に沿って置くと縫いやすい。
こちらが防災頭巾を入れられる側っていうのかな、フタを受ける側の面ファスナーになります。
続いては、フタ側の面ファスナーを付けますよー。同じく中央と両端からそれぞれ3cm空けたところ、そしてこちらはジグザグした端から7mmくらいのところに縫い付けます。ギリギリだけど頑張る!
ここがフタになります。後から内側に折るので、表面に付けてね。
最近の面ファスナーは凹面・凸面を気にせず、どっちでも使えるタイプがあります。これ便利~。毎回この代理を買っています(楽天市場にリンクしています)。
本体と被せる部分を合体
ここまで来ればもう少し~。がんばろー。続いては、椅子に被せる部分を本体に縫い付けます。
本体の端から13cmのところに線を引きます。これは後から隠れるので、ガッツリ線を引いて大丈夫です。
そこに被せる部分の端を、本体と中表にして合わせます。向きに注意してねー。
そして端から5mmのところをまず縫います。続いて、被せる部分を表に返して、端を押さえ縫いです。
ここまで来たら、あともう一息よ~♪
頭巾を入れるポケット部分
もう8割はできた! あともう少しです。続いて、防災頭巾を入れるポケット部分を作ります。って言っても簡単。
本体の下側を中表に29cm折ります。念のため、縫う前にフタの面ファスナーとちゃんと合うかどうか確認・調整してね。
そして両端を縫い代1cmで縫う。座布団タイプも兼ねたい時は、折った一番下のところにゴムも挟んでおきます。
そして、今縫ったところを端から端までジグザグします。ポケットになってるところは2枚重ねてジグザグでOK。
フタの脇を縫う
これを表に返したら、続いてはフタ部分の処理です。まずは先ほど縫ったポケット部分の延長した線を折ります。端から1cmのとこね。そしてポケットのところからフタの脇にかけて押さえ縫いです。
どこを縫うか文章にするのは難しいなぁ。下の画像の赤いマチ針のところから縫います。分かるかな~。ポケットの縫ったとこから重ねるように縫い始めて、途中一回直角に曲がって、上にのぼっていく感じ。L字に。
んー、説明が難しい! 反対側から縫ったとこを見ると、こんな風になってます。
最後にフタを仕上げる
さぁ、いよいよ最後の工程。フタを仕上げます。
フタは端から2.5cmのところで折ります。面ファスナーのギリギリのところになるはずです。そして3~5mmのところを縫います。ぐるっと四角く一周です。
背もたれタイプの防災頭巾カバー、完成です♪
節約モードで作った背もたれタイプの防災頭巾カバー、完成しました。こんな感じになりましたよ。フタを開けて防災頭巾を入れます。持ち運びが楽になるよう、持ち手付き。
裏側はこんな風です。チェックのところがポケットになっていて、ここを背もたれに被せます。ゴムも付けたので、座布団タイプとしても使えます。
こちら、うちの椅子につけてみたところ。でも背もたれが丸くてしかもカーブしてる椅子だから、なんか変だな。学校の椅子だともう少しピシッといくと思います。
50cmのキルティングでもちゃんとできました。良いかも~。ぜひ作ってみてくださいね♪
改良版も作りました。基本的な作り方は同じ。も少しコンパクトです。
𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣。.:*・゚✽.。.:*・゚。.:*・゚✽゚・*:.。𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣
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コメント
背もたれタイプってなんだろう?と思ったら、なるほど~!
普段は背もたれにつけておいて、いざというときに使うんですね。
すぐ出せるところにないと役に立たない、納得しました♪
持ち手が幅広なのがいいなぁ…。( ゚д゚)ウム ここが細いと痛くなるんだよね。
鬼滅の刃風の和柄は、洋裁関係のサイトに売れ筋としてありますね。
いろんな素材が出ています。
マスクにいいガーゼもあるし、ちりめん風のレーヨン。そしてポリエステル素材もありますね!
私も買ってしまおうかなぁ・・・なんて思いますね!
鬼滅マスク子供達の間で大流行ですか!
確かに人気アニメの柄なら、マスクを嫌がる子でもきっと付けてくれますね。
でもお嬢様は、もろアニメの柄のマスクでは恥ずかしいお年頃なんですね。
中学生になってたら、そうかもしれませんね。
最近の学校は、どこでも防空頭巾を作らせるんですね。
私の学校時代は、防空頭巾なるものは「第二次大戦中」の物という認識です。
東日本大震災などもある日本は、地震大国だから、必要という事になったのでしょう・・・。
その防空頭巾カバーは、座布団タイプから背もたれ四季に変更になったんですね・・・。
座布団式だと、自身が座っているので、防空頭巾を取り出すのが遅れるのでしょうかねぇ・・・
防空頭巾のカバーは、ペラペラでは頼りないので、キルティングなどのしっかりした生地になるのですね。
他の生地に比べ、綿も入り、綿を挟んで布と布をくっつけているので高くもなりますよね。
裏も表もどっちもしっかり色や柄があっていいですね。リバーシブルで、使用できるキルティングがセールで買え幸いです。
布を節約したい時には、柄選びにもコツがあるんですね。
上下左右も関係のない柄を選べば、ギリギリで型紙あてて、生地をとれますね。
通用は生地の縦が作るものの上下だけど、小物は、生地がそれほど伸びる心配なので、
そこんとこアバウトでも大丈夫なんですね。
さらに材料として準備した物に平ゴムがあり、これまでどおり、座布団タイプとしての使い道もあるのですね。
好みに応じて背もたれでなく座布団タイプに出来るのが工夫があっていいですね。
ギリギリの布の量だけに工夫されているんですね・・・。
防空頭巾を入れる部分と椅子の背に被せる部分とあるので、結構布に量が必要な気がするものの・・・
うまいこと作れていますね・・・。
取っ手も在って、つかみやすそうです。