フレンチスリーブブラウス作製の全工程、そして地味に楽しいヒモ作り

にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。

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前に買ってきた薄手のかわいい生地がそのままあるので、これを使って娘のためにフレンチスリーブのブラウスを作ろうかな、と思っています。

布がとっても好きなので、こうやってついついいろんな布を買っては、在庫の山を作ってしまう。私、かなりの山持ちです!(笑) いや、笑ってる場合じゃない。このデカイ山を切り崩していかねば。

で、今回作るのは、娘の夏用のブラウスです。来年も着られるようにワンサイズ上の140cmサイズで作ることにしましたよ。

 

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用意したのは明るいトリコロールの生地

かわいいなーと思って購入していたのは、こんな生地。淡いトリコロールカラーの薄手のコットンです。インド綿なんだそうで、とっても軽~い生地です。でも薄手の割にはそんなに透け感はありません。

涼しそうな、しかもちょっと元気になれそうな明るい柄が気に入りました。なかなか爽やかな色合いではなかろうか~♪ こういうピンク、ブルー、白の優しい色合いが大好きなんです。私の使う生地はこういう淡い系の花柄やチェックがとても多い気がする。

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大きな柄の場合の柄合わせの方法

でもね、いざ作り始めようとして生地に型紙を置いてみたところ、「しまった!」となりました。というのも、大きなチェック柄だから柄合わせがとても難しいんですよね。

でも、せっかく作るブラウスだし、脇とか肩で柄が大きくズレてしまうとキモチ悪い。。。  きちんと柄は揃えて作りたいものです。何も考えずに、気に入ったというだけで買ってきた生地ですが、柄合わせの大変さとかも考えながら選んだ方がいいんだな、ということを学びました。

出来上がりに柄がきちんと合うようにするには、縫う時に注意することも大事ですが、それよりもまず、布地を切る前に柄を合わせておくことがとても重要ですよね。

型紙を置いて裁断する時は、通常生地を中表にして、そこに型紙を置いて裁断していきます。今回はまず中表にした生地そのものについてもきちんと柄合わせして、さらに細かく待ち針を打って柄がズレないように留めました。それから型紙を置いたあと、ちゃんと上から重し(文鎮)を置いてからカットします。そうすると柄もピッタリ合わせることができます。

さぁ、裁断に進むぞ! カットするのって緊張します。間違えて切り落としたらどうしよう、なんて思いながら、ドキドキ、、、チョキチョキ、、、ドキドキ、、、チョキチョキ。

型紙はまち針ではなくマスキングテープで留めてます。この方が楽。でも裁ちばさみでこういうマスキングテープを切ってしまうとはさみの切れ味が悪くなると聞いたので、切る時はマステを外して切って、そのあと型紙と生地もろとも再度マステで貼っています。

 

さらに小さな部品たちも

背中の開き部分につける見返しと、襟ぐり用のバイアステープも用意しました。画像の一番上が見返しです。裏に薄手の接着芯をアイロンでつけてあります。

バイアステープは生地が足りなくて「一体何本あるんだよ」状態。これをはぎ合せなくてはなりません。しかもビミョーに太さが違ってます。まぁ、どうにかなるでしょう、多分ね。

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地味に楽しい、ヒモの作り方

このブラウス、後ろの開き部分はボタン留めになる予定。そのボタンをかけるためのヒモを作らなければなりません。上のいろんなパーツの画像には写っていませんが、ヒモ用のパーツも準備してあります。

実はヒモの作り方、初めてやる時はどうやったらいいのか全然分かりませんでした。ネットで検索しまくって、やっと分かるようになりました。そのやり方をご紹介です。楽しいの、これが。とっても地味な作業だけど。

まず、生地をバイアス(斜め45度)に折って、中表にして縫います。あまり細いとひっくり返すのが難しいので、私は輪の部分(折った部分)から7mmくらいの幅になるようにしています。そして縫ったら縫い代を2mmくらい残して切る。とても細い筒ができます。因みに長さは8cmくらいあれば十分かな。長さはあとから必要に応じてカットするようにしています。

こうして細い筒ができたら、この片端に糸をしっかり縫い付けます。そしてこの糸のついたままの針を、こんな感じで尖ってない方から筒の中に通します。

 

反対側に針と糸が出てきました。この針と糸を引っ張ってこの細い筒を表に返します。あまり細くしすぎると、ひっくり返ってくれませんよー。

「よいしょ、よいしょ」とひっくり返していきます。下の画像は半分ほどひっくり返ったところです。針を持ってない方の左手は、布を優しく撫でる感じで。右手は針と糸をぎゅっと引っ張る。

 

最初の部分がちょっと難しい。リッパーなどを使って、端をちょっと筒の中に押し込むようにしたりします。端が筒の中に入ってひっくり返り始めたら、あとはあっという間です。ほら、ひっくり返りました!

 

じみーな作業だけれど、これが楽しいんですよ、なぜか。うまくひっくり返らなかったり、糸が切れたりすると凹むけど。これでボタンを引っかけるためのヒモが完成です。

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続いては背中の開き部分

続いては背中の開きの部分を完成させます。佳。がんばろー。

ヒモを後ろ身頃の中心に仮留めして(写真忘れました。。。)、見返しを中表に合わせます。続いて、真ん中の線(黒い鉛筆の線のところ)から左右5mmのところをぐるりと縫います。こんな感じです。見えるかな?

 

次が緊張の瞬間。真ん中の縫った線の間、画像では鉛筆で書いた黒い線のところに切り込みを入れます。ギリギリまでね。一番先のところは、綺麗にひっくり返るように、Y字型に。

 

そしてこの見返し部分をぐるりと表にひっくり返す。するとこんな感じで開きの部分ができます。おお、悪くないじゃん。あまり引きつれてない。ホッ。

 

切り込みが足りなかったりすると、引きつれちゃったりします。そういう時はギリギリまでもう一度切り込みを入れてみてね。くれぐれも糸を切ってしまわないように。

あとは開きの部分の周囲に、端から5mm程度のところを表から押さえミシンします。これで開きの部分はほぼ完成しました。ここまでくればあと一息です。

 

首回りはバイアステープを使います

ちょっとノってきたので、もう少し頑張って作っていきます。まずは肩を両方、縫い合わせます。お、柄がうまくピッタリ合いました。達成感&快感!

 

続いて、首回りの部分をバイアステープでぐるりと囲んで縫っていく。丸くカーブになっている所は、バイアステープを少したわませるようにして余裕を持たせます。そうしないと、生地が引きつれてしまうので。

それにしても、待ち針だらけだな。そして待ち針の打ち方が、多分プロの方が見ると、きっと超ヘタ(勉強したい)。

 

縫い代1cmで縫いました。続いてカーブのところがキレイになるように、これまた切り込みを入れてから、バイアステープを裏側にひっくり返します。この切り込みも大事です。浅めにそして多めに切り込みを入れるとキレイにいくそうです。

 

そして裏側はバイアステープの折り目のギリギリのところ(2mmくらいかな)を縫います。ミシンの目が落ちないように慎重に、、、

うん、うん、悪くないかも。実はね、バイアステープを縫うのは苦手なんです。でもその割には大丈夫な感じでできている。あぁ、緊張した。

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脇と袖を縫っていきます

あと残っているのは、脇、袖、そして裾の3ヵ所です。これは直線縫いばかりなので、今までの工程に比べると緊張しなくていい。

まずは最初に脇からね。前身頃と後ろ身頃を合わせて、袖の印のところまでミシンでかたかた縫いましたが、ごめんなさい、写真がない。。。

脇部分も、こんな大きな柄なので、柄合わせが意外と大変でした。ズレるとそこが気になって、全部ほどくことになるし。待ち針で5センチおきぐらいに細かく全部留めて、縫う時もゆっくりゆっくり、慎重に。

 

続いては袖。縫い代を折って、端から1cmのところをぐるりと一周縫いました。端は先にジグザグ処理を済ませてあります。巾着の開き止まりを縫うのと同じ要領ですね。脇の下になる部分はほつれにくくするために、数回往復させています。こっちは柄合わせが不要なので、脇より楽だったわー。

ちょっと縫い代がきれいじゃないね。出ている糸を切らないと。私はロックミシンを持っていないので、こういう布端の処理も家庭用ミシンのジグザグ縫いでやっています。それでも通常の服なら十分。

でも、いつかは買いたい、ロックミシン! 欲しいな、ロックミシン! サンタさん、来るかな? (来ないよ)

 

最後に裾を縫って完成

最後は裾。これが終わればほぼ完成なので、もうひと踏ん張りよー。三つ折りにして待ち針で留めて、そのまま縫っちゃいます。キレイに仕上げるためには、アイロンで折り目をしっかり付けておくのが大事です。が、今回はアイロンしていません。アイロン、それほど好きじゃない。でも、まぁまぁうまく縫えました。

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完成したのがこちら

結構かわゆく完成しました。やっぱり好きな柄だと出来上がりも好きだな。正面からの画像と、後ろの開き部分のアップ画像です。

以前作ったスカートと合わせてみると、、、うん、優しいけど元気で明るい雰囲気のブラウスになりました。

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お揃いで作ってみたけど、、、

この生地、色合いが爽やかでとても気に入ったので、自分用にもお揃いのブラウスを作りました。もともと娘とペアルックにして着るつもりで、少し多めに布を買っていたの。

でも、こういう大きい柄の生地は、柄合わせすると意外に分量が必要になるんですよね。ちょっと布が足りなかったので、私のはワンサイズ下げて、Sサイズで作りました。

するとね、どうなったか、もうお分かりでしょう、、、 そう、入らないんです。しくしく。

 

上の画像で比べてみれば、歴然です。左が娘用に作ったもの(140cmサイズ)、そして右が私用に作ったもの。大人Mサイズから一つ下げてSサイズにしたのですが、これだけしか差がありません。Sサイズよりさらに小さく出来上がってしまったみたい。SSサイズじゃんねぇ。これじゃぁ、この私が着られる訳がない。

ということで、もう一つのブラウスは、娘がもう少し大きくなったら、着てもらうことにしました。残念ですが、ペアルックはなしです。もうだんだんお揃いは着てくれなくなってきてるのに、お預けとは、、、

今回得た教訓: 柄物の生地は多めに買う!

 

も一回! 自分用のブラウスを作り直す
この前作ったブラウス、小さすぎて入らなかった、、、という大失敗をしてしまいました。今回はそのリベンジ。ちゃんと着られるものが作れるか?? ふふふ、大丈夫そうかな。

 

 

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