ティッシュカバー、「もっと素敵なバージョン」を作る

にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。

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この前、試作品としてティッシュカバーを作ったのですが、まだまだ改善の余地あり! なので、再チャレンジすることにしました。特にティッシュを取り出す口の部分がダランと開いてしまうところが一番の課題。その他にもいくつか変えて良くしたい点が出てきたのでした。

ビニール入りティッシュ用のカバーを試作してみたけれど、改善点が山盛りだな
おうちではティッシュって、どんなの使ってますか? 最近のティッシュって、ボックスじゃなくてビニールに入ったものが多いですよね? うちも最近はビニールに入ったのをよく使ってる。 でね、うちではティッシュには自作のカバーをつけてるんですが、この...

前回の反省点は大きく3つ。

  1. 生地が1枚仕立てなので、ちょっと単調で面白くない
  2. ティッシュ口の重なり部分が浅すぎて、ダラリと開いてしまう
  3. ぶら下げるヒモをつけた方が便利になるはず

の3点でした。やっぱ気に入ったものの方が使っていて楽しいから、これらを改善した「もっと素敵なバージョン」を作ろう!

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2枚の生地で変化をつける

前回はかわいらしい花柄ではあったものの、1枚の生地だけで作ったので、出来上がりはちょっと単調な感じになってしまいました。なので、今回は2枚の布を使ったツートンカラーにしてみよう!

用意した生地は、やっぱり在庫になっている余り布の中から。ティッシュカバーは使う生地の量が少ないので、中途半端なサイズの余り布を消費するのにはもってこいですね~。

花柄の方は、以前娘に作ったリュックサックの残りの生地です。そして茶色のはずいぶん前に自分用のスカートを作った時の残り。どちらも綿と麻が入っていて、ちょっと厚手の生地です。茶色の方は少しデコボコがある。

この組み合わせ、なかなかかわいいんじゃないかな。茶色の生地が、全体をぐぐっと引き締めてくれそう。

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本体のサイズを変えて改善を図る

改善する部分の詳細

今回は、前回から本体の生地のサイズを2ヶ所、以下のように変えることにしました。

  • ティッシュ口の重なり部分:
    前は1cmだけ重ねましたが、今回は3cm重ねることにしました。そうすれば、ティッシュ口がダランと開くことがなくなりそう。
  • マチ幅:
    4cm → 4.5cm に。ティッシュを入れると、マチがパツパツ気味でキツメだったし、今回の生地はこの前より少し厚めなので、少し余裕を持たせることにしました。

生地サイズ

上の改善点を反映した生地のサイズをまとめておきますね。このサイズは試作バージョンではないので、そのまま使ってもらって大丈夫だと思います。「私はこれで作れたよ」サイズってことで。いずれも縫い代込みです。

  • 本体:
    縦 28cm x 横 38cm x 1枚
  • くるむための布:
    縦 3.4cm x 横 13cm x 2枚
  • ぶら下げるヒモ:
    縦 5cm x 横 15cm x 1枚
    ぶら下げないよって場合は、このヒモは不要

型紙も作りました!

今回は型紙用にちゃんときれいに製図してみました。ふふふ、どうでしょ? いつも走り書きのヘッポコ図なので(反省!)。

小さくて見えにくい場合は、図をクリックしてくださいね。拡大できるようになっているはずです。

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縫い方の手順

まずはぶら下げるためのヒモから作っていきますよー。これは生地の長手の方を1cmずつ折ってから、さらに半分にし、端から2mmほどのところを縫います。これで、1.5cm幅 x 15cmの長さのヒモになります。

本体は以下の手順で作っていきます。

  1. 上の図の縦線の部分をしっかりアイロンします。全て表から見て山折りになります
  2. 両方のティッシュ口の部分(両端の2cmのところ)を1cmの三つ折りにしてアイロン、そして折ったところを縫います
  3. マチをしっかりさせるために、2つあるマチ(4.5cmのところ)の両端を4本ともコバステッチします。つまり折り線で折って、その端からギリギリ2mmくらいのところを縫います
  4. ティッシュ口は、互い違いになるようにして、3cmずつ重ね、端を仮ミシンしてずれないようにしておきます
  5. ヒモを端に仮留めしておきます
  6. くるみ布をまず後ろ側にミシンで縫い付け、表側は手縫いでまつります
  7. おめでとー、完成です!

ティッシュ口の重なりは深めです

上の手順4。ティッシュ口の部分を重ねると、今回はこんな感じになりました。細くくるっとなっているところがティッシュ口の三つ折りした部分です。なので結構ガッツリ重なってますよね。

そして互い違いになる中央部分は、このくらいです。重なりが大きいので、ちょっと立ち上がっている。この真ん中からティッシュを引っ張り出す感じになります。んー、どうだろか? 重なりが深すぎるかな、、、 まぁ、ここまで来たので進めます。

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本体の端を別布でくるむ

下の画像は本体を別布でくるんでるところです。上の手順の6のとこね。

まずぶら下げ用のヒモを先に本体後ろに仮留めしておきます。それから別布を本体後ろ側にミシンで縫い付ける。表側は手縫いでまつっています。縫い代をぐるりと包み込む感じで手縫いしてます。手縫いの方がキレイにできるかな。

もっと素敵なバージョンが完成

完成しました! まずは何も入れず、ペタンコの図。やっぱりこの花柄は好きだな。元気になる柄だと思います。そして思った通り、茶色の部分によって全体が引き締まる感じになってるんじゃないかな。自画自賛中です。

ティッシュを引っ張り出す口の部分、「重なりが深すぎるかな」とも思いましたが、実際にティッシュを入れてみると、、、うん、悪くないよ。ティッシュを出すところが、前回のはダランと開いてしまってたけど、今回のはしっかり閉じています。

心配してた互い違いに重ねた部分のアップがこちらです。しっかり重なってはいますが、ティッシュを出すのも、引っ掛かったりせずにスムーズでした。

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こうやって使用中

完成したティッシュカバーは、今キッチンで使っています。冷蔵庫の横にぶら下げてる。

ぶら下げているけれども、しっかり口の部分が閉まっているし、コバステッチの効果があるのか、ビニールに入ったティッシュなのに、ちゃんと形を保てているみたい。しかもこのティッシュカバーの良いところは、中のティッシュが減ってきても形が保たれるところ。少し厚手の生地を使ったので、へこたれることもないし。

今回はいろいろ試行錯誤したけれども、なかなかうまく行った! こうやってうまく行くと達成感も大きいよね。毎回うまく行くといいんだけど(そうは問屋が卸さない~)。

でね、これ気に入ったので、量産を計画中。これが「Non Billy Nick Ollie」ブランドの定番商品になったりしたら嬉しいな、と夢も描き中です(笑)。

お気に入りになったティッシュカバー、量産中♪
この前から数回作っているティッシュカバー、なんだか気に入ってまして、また作ることにしました。気に入ると、また作りたくなってしまうんですよね。それに家の中や車の中に、ティッシュをカバーに入れずにそのまま直置きしているのもあるので、それらにカバ...

 

 

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コメント

  1. えたばりゅ より:

    前回のでもすでに僕から見ると素晴らしい完成品でしたが、さらにさらに良く仕上がりましたね(^^♪

    僕も常に向上心は大切にしていかないとです(*´ω`*)

    • Nick Ollie Nick Ollie より:

      えたばりゅさん、

      コメントありがとう♪ございます。
      そしてお誉めの言葉、嬉しいです!
      好きなことなので、改良版作るのも楽しいんですよね。

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