にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。
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一昨日、関東は久しぶりの大雪でした。すごかった~。昨日もまだ雪は残ってて、学校から帰ってきたうちの中学生は喜んで雪だるまを作ってました。
今回は防災頭巾カバー
小学生向けの防災頭巾カバーを久しぶりに作りました。背もたれタイプです。久しぶりに娘が卒園した幼稚園でフリマをやることになってね、そのための品揃えとして作ったものです。
幼稚園のフリマは新型コロナウィルスの拡大でしばらくお休みだったのですが、コロナが落ち着いてきたことやママさんたちのリクエストもあって、急遽やることに決定したのでした。
防災頭巾カバーについては、今までに2度ほどブログ記事にしていますが、いずれもだいぶ前のこと。
も一度きちんとサイズ確認
久しぶりの防災頭巾カバーだし、この際も一度、きちんと椅子サイズを確認し直すところから始めることにしました。
こちら、コクヨの小学校用椅子。これによると背もたれの幅は36cmです。この椅子は高学年用だけど、低学年用も背もたれの幅は変わらないみたい。
JIS規格ってことは、どこのメーカーのものでも学校の椅子はこのサイズってことよね、きっと。
もう少し調べてみると、こんな画像もありました。これだと背もたれの高さも詳しく分かります。
ふむふむ。ということは、防災頭巾カバーは、縦32cm x 横36cmの背もたれのサイズをベースにすればいいってことね。縦は座面にぶつからないよう32cmまでにした方がいいかな。横幅は椅子の柱の厚みなども勘案すると36cmより広くする必要がある。
防災頭巾そのもののサイズも確認しておかねば。ショッピングサイトでチェックしてみると、、、42cm x 28cmとありました。
その他いろいろ検索してみると、、、
小学生用の防災頭巾のサイズは、市販のものだと縦40~46cm、横26~32cmほどが一般的です。
と書いてあるサイトもありました。
こんな防災頭巾カバーよ
椅子の背もたれサイズと、市販の防災頭巾サイズから割り出して作ったのがこちらです。
完成サイズは縦32cm x 横44cm、頭巾を入れるポケットの深さが28cm、フタが7.5cm、背もたれに被せる部分が20cmほど。
こうやって作りました~♪
準備するものと裁断サイズ
準備するものと生地裁断サイズ(縫い代込み)は、、、
- 背もたれに被せる部分の生地: 縦23cm x 横46cm x 1枚
- 防災頭巾を入れる本体部分の生地: 縦73cm x 横46cm x 1枚
このサイズで作る時は、生地は柄に上下がないものにしてね。私は今回はオリーブ色の無地のキルティング生地で作ります。渋めの色よん。
生地の他に以下も用意しました。
- 両面ファスナー:2~2.5cm幅のもの、長さ5cmで3セット
- アクリルテープ:持ち手用。2.5cm幅のもの、長さ17cmを1本
今回は座布団タイプと兼用にしないので、ゴムは用意していません。兼用にする時は、46cmの平ゴムをポケット部分の底に挟んで縫ってね。
あとはザクザク縫っていく
背もたれに被せる部分
さぁ、縫っていくぞー。まずは背もたれに被せる部分からね。
最初に生地の周囲4辺をジグザグ、またはロックして、ほつれてこないようにします。
続いて、横の中央から左右4cmのところにアクリルテープを中表に仮留め。そして反対側の端は1cm折って縫い代8mmほどでミシンします。
これで被せる部分は完了。簡単!
本体に面ファスナーを付けていく
次は本体。こちらも周囲をグルリとジグザグかロックしてほつれてこないようにします。そして短辺の端を両方とも1cm折り、端ミシンをかけます。
ここに面ファスナーを付けていきますよー。片方に3個ずつ、両方で6個を全て表につけます。
最近の面ファスナーは凹面・凸面を気にせず、どっちでも使えるタイプがあります。これ便利~。毎回このタイプを買っています(楽天市場にリンクしています)。
フタになる方は、面ファスナーをさっき端ミシンした縫い線に合わせるようにして縫います。3個ね。付ける位置は、中央に1個、両端からそれぞれ3cm空けたところに1個ずつ。
ポケット側も面ファスナーを3個付けます。こちらは端から2.5cm下がった所に縫いつけます。こちらも同じく、中央に1個、両端からそれぞれ3cm空けたところに1個ずつ。
6個縫い付けたのがこんな状態です(4個しか写ってないや)。上側がフタ、下側がポケットになる方。
背もたれに被せる部分と本体とを合体
続いては、背もたれに被せる部分を本体に合体させていきます。まずは本体のフタ側の端から12cmのところに線を引きます。ここは隠れるからガッツリ引いても平気です。
ここに最初に縫った背もたれに被せる部分を中表に合わせます。向きに注意です。
下の画像で分かるかな。本体の方は上の画像の向きのままです。そして背もたれ側は持ち手がある方(下の画像だとグレーの糸で仮留めしてあるのが持ち手の位置)を線に合わせます。
背もたれ側を合わせたら、端から縫い代1cmで縫います。縫ったら被せる部分を表に返しておきます。表から押さえ縫いしてもいいし、しなくても大丈夫。
頭巾を入れるポケットを縫う
次は頭巾を入れるポケット部分。
本体生地をポケットの深さが28cmになるよう中表に折り、両脇を縫い代1cmで縫います。端っこは力がかかる部分なので、しっかり返し縫いを。
フタを作っていく
続いて、フタになるところを作っていきます。
今縫ったポケット部分の縫い線の延長線上で脇を折ります。アイロンした方がしっかり折り目がつくかな。
そしてポケット口のところから縫っていきます。上の画像だとマチ針の赤い頭がポチッと見えているところからね。ここから1cmほどポケット口に沿って縫ったら、90度向きを変え、フタの脇を上まで縫います(縫う方向によってはフタの端から縫い始め、マチ針のとこで終わります)。フタの反対側も同様に。
さてさて、あともうひと息です! 最後にフタの面ファスナーを付けた部分を内側に一度折ります。3.5cm。そして周囲をグルリと一周縫えば、、、
完成しました!
背もたれタイプの防災頭巾カバー、完成です!
正面からの画像をもう一度。
上の方にあるフタを開けるとポケットになっていて、そこに防災頭巾を入れられるようになっています。
そして背面がこちら。
真ん中辺りの口から、椅子の背もたれにカパッと被せるようになっています。
前の防災頭巾カバーよりコンパクトになりました。多分椅子にもよりフィットするはず。
この作り方で他にも2つ作りました。こっちの2つはカラフルよ。幾何学的な蝶々が飛んでるかわいいカバーです。
多くの小学校で防災頭巾カバーは必要なようです。今回のは背もたれタイプでしたが、座布団タイプの学校もあります。
座布団タイプの作り方はこちら~。
ぜひ作ってみてくださいねー。
𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣。.:*・゚✽.。.:*・゚。.:*・゚✽゚・*:.。𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣
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コメント
お洒落なユキダルマですね。
このタイプの顔はあんまり雪だるまで観た事がないです。
細目の枝でお洒落に顔とか作ってますね。
防災頭巾カバーは最近の小学校は
あるけど、私が子供だった当時、
そういうのやっている小学校は
私の周囲ではお見掛けしないです。
東日本大震災以降、よく聞くようになったような気がするのでした。
文具メーカーのコクヨは
小学校で出回る小学校用椅子なども製作していたんですね。
さすが学童用の文具を発売するメーカーです。
そういった物は規格サイズがあるなら、
それを参照すればいいのですね。
背もたれの高さも分かる図があって何よりです。
すでにショッピングサイトで売られてる市販の
防災頭巾も参考になりますね。
縦40~46cm、横26~32cmほどが市販の防災頭巾なんですね。
防災頭巾を横倒しにして防災頭巾カバーに入れる
イメージですね。
防災頭巾の入ったカバーを椅子の背もたれに
やっているから、椅子にあっても
煩わしくないよう、椅子にちゃんと
フィットするようにコンパクトにされたんですね。
カラフルなのもあるんですね。
座布団タイプだったり学校によって様々ですね。
雪だるま、かわいいですね!
「防災頭巾カバー」初めて知りました。
背もたれにしたり、お座布団にしたり、共用できるのがいいですねー!
学校で使えるようにサイズをしっかり測っているんですね。
当たり前のことかも知れませんが、とても大事だと思います(*‘∀‘)