やっと完成した風の通るワンピースは、頭が通らなかったり苦労が山盛り

にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。

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ここんとこしばらく仕事が忙しくて、なかなかハンドメイドできてませんでした。それがやっとこさ落ち着いてきたので、時間が空くとハンドメイド三昧です。楽しい♪ ちょっと現実逃避できたりもするし。

今回は自分用のワンピースを作ることにしました。布は薄手の軽いコットン。茶色ベースに白の水玉模様です。久しぶりなのですぐに縫いたくて、布の色(こげ茶)に合った糸がなかったのに、作り始めてしまった。糸の色はグレー。いいのだろうか、ま、いいか。

 

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型紙はこんなになってる

私は時々市販のハンドメイド本を使ってお洋服を作ります。今回使ったのは、お気に入りの「大人の日常服」という本から(楽天ブックスにリンクしています)

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こういったハンドメイド本は大抵、作品の写真が載っていて、その作り方が書いてあり、さらには型紙が付いています。

ハンドメイドされない方は、型紙ってものがどうなってるかご存知ないかも? ということで、型紙の画像です。これが典型的な型紙です。

 

こんな具合で、市販の型紙ってほんと複雑なんですよね。線がいくつも重なってる。字もあっち向いてたりこっち向いてたり。この本では服によって、赤い線だったり、紺の線だったりで分けてあります。

この中から作りたい型紙を探します。しかも分かるかな? 同じ型紙でもサイズ別にS、M、Lと3つの線が引いてあります。この中から自分のサイズに合致したものを探します。

で、これをハトロン紙(って今は言わないか。トレーシングペーパーのことですね)などに写しとって型紙を作ります。お洋服を作る時、この作業が一番めんどくさい気がする。型紙を作ったら、それを布に置いて文鎮で押さえて、布を裁断します。

ここからやっと縫える~♪ 私の好きな作業~♪

 

裁断が完了したので、縫っていきます

ということで、型紙を作って裁断が終わりました。こちらの画像はパーツの一つ、袖です。今回のワンピースのパーツは、前と後ろの身頃、左右の袖、スカートが前と後ろ、さらに前と後ろの首周りの見返し、と全部で8つのパーツで構成されてます。

 

襟なしワンピースにはいろんな作り方がありますが、カジュアルなワンピースの場合、私はたいてい以下のような手順で縫っています。

  1. 前身頃と後ろ身頃の肩を合わせる
  2. 首回りに見返しをつけ、表に返して整える(あるいはバイアステープで処理する)
  3. 袖を付ける
  4. 前後の身頃にそれぞれスカートを付ける(ギャザースカートの場合はギャザーを寄せてから)
  5. 脇を手首からスカートの裾まで一気に縫う
  6. 袖口、裾の処理

こうやってみると、そんなに工程は多くないんですよね。お裁縫の上級者の方だったら、2~3時間もあればできてしまう。まぁ、のんびり作業の私は、縫うだけでだいたい3日がかりくらいですが。

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順調だったはずが、大きな頭が通らない

で、順調に縫っていったつもりだったのですが、やっぱり今回も問題が発覚しました。いや、今回は縫うのを失敗したりした訳じゃないんですけどね。

 

実は私、昔からとあることにコンプレックスがありまして。それはね、頭がでっかいこと。

背は普通(いや、チビ)なのに頭はでっかいんです。帽子はLかLLじゃないとダメ。フリーサイズの帽子は小さすぎてまず入りません。しかもなかなかLとかLLサイズの帽子って売ってないのよね、、、 そして今回のワンピースは、頭から被って着るタイプなんです。

はい、もうお分かりですね。

そう、頭が通らないんです。Mサイズのワンピースなのに。

 

上に書いた作業工程の2が終わったところ、つまり前と後ろの身頃を縫って、見返しを付けたところで、試着してみました。するとね、「あれ、頭が入らない、、、」

早い段階で試しで着てみて良かった。完成した後に頭が通らなかったら、その挫折感は半端ないだろうからね。それにしても、ちょっとビックリでした、自分の頭の大きさに。とほほだな。

 

こうやって作り直す

自己流の直し方ですが、こうやって頭が通るように作り直しました。まずは出来上がり線よりさらに7mmほど外を縫い直します。そして先に縫ったところをほどきます。

はい、恒例のほどき作業です。画像の右が縫い直した縫い目です。そして左側が、ほどき中。ほどくのが恒例にならないようにしたいものだわ。縫うのは大好きだけど、ほどくのは好きじゃない。挫折感も感じてしまうし。あ~ん(涙)。

 

ほどいたら、見返し部分の縫い代がかなり広くなってしまったので、縫った分だけ、つまり7mmほど切りそろえました。そしてカーブ部分に切り込みを入れてからひっくり返して押さえミシンです。

カーブに切り込みを入れるのは忘れがちだけど、重要な作業です。こういう首回りだけじゃなくて、例えば丸底のバッグなんかを作る時にも、縫い代に切り込みを入れるのが良いですね。これをするだけで、カーブ部分がとてもきれいに仕上がります。

このワンピースもちゃんと切り込みを入れてひっくり返して首回りを整えました。あ、その前にもう一度試着をして、ちゃんと頭が通ることも確認済です(笑)。

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風の通るワンピースになりました

あとは、上に書いた工程に従って進めます。袖をつけて、スカート部分にギャザーを寄せて、そのスカートをそれぞれ身頃につけて、脇を縫って、袖口と裾の始末をして、という流れです。首回りでほどき作業が発生して凹んだので、後半はまたほどかなくて済むように、縫うことに集中して作りました。

そして、やっとこさできました! うふ、どうでしょ。

 

このワンピースは夏用のワンピースとして作りました。ローウエストタイプ。

幅はちょっとゆったりめで、裾は長め。袖は夏向けにはちょっと長い七分袖です。太い二の腕が隠れるのが良いの。

デザイン的に全体がちょっとゆったりしているし、生地もふわっと軽くて薄いものを使いました。なので七分袖でも暑くない。体中を風が通っていく感じです。フワ~っとしてて気持ちいい。夏場に涼しく着られそう♪

 

以前に作ったバッグと一緒に写真を撮ってみました。ワンピースがちょっと落ち着いた色なので、派手な柄のバッグが映える気がするなぁ。

この色合いは元気になれる! パワーアップできそうなバッグとポーチ
何日か雨の日が続きました。こうしてお天気の悪い日が続くと、ちょっとテンションが下がりますよねー。でね、そういう時は思いっきり派手めの生地で何か作りたくなるんですよね。いつもはピンクや水色などのかわいい色や、紺やグレーなどの落ち着いた色合いが...

 

ハンガーに掛けた状態でも撮影してみました、、、が、うーん、ハンガーにぶら下げると、なんかショボいな。ワンピース自体は結構ちゃんとできたと思ったけど、ハンガーに掛けた方の写真は特にボロっちく見える。床置きの方はまだいいけど。

 

写真って難しい。小物などのアップ写真はまだ撮りやすい。だけど、大きな洋服などをうまく写すのは至難の技だと思う。写真の撮り方、勉強したいと考えている所です。そうしたら、私の服ももっとカッコよく見えるんじゃないかなぁ、と思ってる。

 

 

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