にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。
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今回は娘からのリクエスト品を作ります。新しい電子辞書のカバーが欲しいんだって。リクエストとあらば、はい、作りまっせー!
まずはサイズ確認
まずは電子辞書のサイズの確認から。カシオのEX-wordという電子辞書です。こんなのね。
(画像はカシオのサイトからお借りしました)
カシオのサイトによると、大きさは幅が15.75cm、奥行が10.1cm、高さが1.84cmです。
そして娘からの要望。色は機種に合わせた白っぽい無地がいいんだそうです。
えー、白の無地? おもしろくないじゃんねぇ。花柄とかにしたいのになぁ。どこかにひそかに隠れ花柄を仕込むか、、、
布を準備、そして形状を考えていく
白っぽい無地をご所望だったのだけど、真っ白の生地は手持ちの中にはなかったので、近いところでベージュの無地です。綿麻のキルティングです。
ふふふ、外は無地だけど、内側は花柄にしよう。今までに娘に作ったペンケースや水筒カバー、上履き入れとお揃いの生地で。
形は蓋付きにすると、落としにくいからいいだろうな。それともファスナーを付けるか。L字型にファスナーを付けると出しやすいだろうなぁ。
と、考えていくと、どんどんハードルが上がっていきます。どうしようか、、、
結局ハードル上げた、けどまた下げた
構想を練っている内にハードルが上がりました。
結局L字型のファスナーポーチにすることにしました。んー、うまくいくかな? 挑戦です。まぁ、電子辞書は小さいから、失敗してももう一回作ればいいや、という気持ちもある。
こちらが裁断した生地と20cmファスナーです。L字型といってもカーブは緩めにしました。ハードル下げた(笑)。
ファスナーは意外とスムーズ
今までころりんポーチでもカーブにファスナーを付けてきたので、それとほぼ同じ要領でファスナーを縫いました。
しかもカーブ緩めにしたので、割とスムーズに付けることができましたよ♪
まずは片方の表地と内布が完了。そしてもう片方の表地をマチ針で留めているところです。
ここから結構苦労しました
ここまではスムーズだったんですよね。あとは脇を縫って、マチを付けて、ひっくり返せば完了♪
だったはずなのですが、ファスナーの両端にタブを付けよう!と思いついたところが苦労の始まり。下げたハードルを、また上げてしまいました。
しかもファスナーも縫い付け、表地の脇も縫ったところで方針を変えたものだから、ほどいたり縫い直したり。
それでも上の端のタブはそれほど苦労せずに付けることができました。チト歪んでるけど、まぁ許せる範囲か。
問題は下側のタブ。タブを付けるということは、マチも必要ってことだ。だけど、こういうファスナーが途中で終わってる所にマチとタブをきれいに付ける方法が分からない。あちこちググってみましたが、なかなか良い方法が見つかりません。
結局、自己流でつつき回したのだけど全然うまく行かなくて、タブを付けるのは断念。裏に切り込みをいれたりしたものだから、見えないところはもうクチャクチャです。(クチャクチャ過ぎて、お見せすることはできません~)
さらにここが~
あともひとつ、考えなしに作ってしまったなー、と反省したのが、キルティングの厚みです。
キルティングは2枚の生地の間に薄く綿が挟んであるので、普通の生地よりも厚い。なのにその厚みをあまり考えないまま作ってしまったのでした。
すると、こうなった、、、
そうなんです。内側の生地がタブついてしまいました(汗)。
これは返し口を閉じる時に縫い代を少し多めにすることで誤魔化す 直すことができました。
電子辞書カバー完成した! けど、、、
まぁ、何とか取り繕って、電子辞書カバーができました。こんなのになりましたよ。
本来ならポーチ類のファスナーは右手で開けやすいよう、左上から開けるようになっています。でもうちの娘は左利き。なのでファスナーを通常とは逆向きに付けています。
あと、ちょっと男前のタグも付けてみました。でもね、実はこれも後から思い付いて付けたので、手縫いです。こういうのは最初から縫い付けておかなきゃなんないのだけど。
というのも、タグがないとなんだかシンプル過ぎるポーチでね。裏側を見れば分かるように、シンプル過ぎてさみしくなるくらい。なので、前面に男前タグを縫い付けたのでした。
さらにオチが、、、
あれやこれやと苦労しましたが、やっと完成しました。よし、辞書を入れるぞ。
あ、、、やっちまいました? もしかして?
なんと、ギリギリのところで入らない、、、どうやってもあと2cmくらいのとこで入らない、、、大失敗です。折角完成したのに。
敗因はおそらく、
- キルティングの厚みを考慮にいれてなかった
- 接着芯も貼ってるしねぇ
- なのに結構ピッタリ目で製図&裁断した
- さらに内側がダブつくからと返し口をきつめに閉じた
といったとこだと思います。
近々リベンジでもう一度作る予定です。今度はちゃんと入るものを作るぞ!
ただね、このポーチ自体は娘が気に入って、別のものを入れる用途で使ってくれることになりました。ちょっとだけ良かった。
𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣。.:*・゚✽.。.:*・゚。.:*・゚✽゚・*:.。𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣
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コメント
おお~~~電子辞書カバーですか!
ちょうど今ノートPCのカバーを手作りしたくてどうしようかと思っていたんです。
持ち運びを考えるとキルティングが良い、でもシンプルにしたい、あと軽く…と悶々としていたのでヒントをたくさんいただいた感じ♪
またリベンジされるんでしょうか☆楽しみにしています~^^
白の無地だけとお嬢さんに言われていたものの、寂しいので、花柄を内側に仕込んだんですね・・・。
表をシンプルに内側を派手にするのは、
江戸時代の贅沢禁止令の時代を彷彿させます・・・( *´艸`)。
無機質な電子辞書もベージュの綿麻のキルティングで、
温かみのある雰囲気で使えますよね・・・。
ファスナーのタブって難易度高そうですね・・・。
自力の製図でやるのは難しそうですね。
何から何まで本に載っているのを作るのと違って、この電子辞書のサイズに合わせ自力で考えるので難しそうです。
今回、まさかのサイズ合わずでしたが、デザインはこれで、
サイズを微調整して再挑戦すればいいですね・・・。
キルティングや接着芯などの厚みがあるので、もっと寸法をその分、伸ばさないといけないんですね。
わざわざ作るからにはぴったり目にしたいですよね。
でも、それが災いしたんですね・・・。
でも、お嬢さんが他の事に使ってくれるので良かったですね。