にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。
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ちょこっとご無沙汰しておりました。でも、ブログを書いてない間もいろいろ縫ってましたよ。頼まれて、知り合いの息子さん用に小学校入学グッズ縫ったりしてた。下の画像ね。
なかなか落ち着いた感じに出来上がって満足してるところです。頼まれた知り合いにも喜んでもらえました。でも頼まれものってほんと緊張するや、、、
ところで話は変わりますが、うち、手芸屋さんより100円ショップの方が近くにあるんですよね。まぁ、大抵の人はそうだよね、そんなに手芸屋さんってあちこちにあるわけじゃないから。
それに最近の100円ショップって、ハンドメイド系のグッズも生活雑貨もいろんなものがたくさんあって大好きなんです。最近オシャレっぽいものも多いしね。なのでついついハンドメイドに必要なものも100円ショップで買ったりしてる。
100円ショップで万能糸を買ってみた
で、今回大好きな100円ショップでこんなの買ってみました。ミシン糸です。
この画像だけだと、どんな糸なのか分かりにくいね。ではもうひとつ。反対側を撮影した画像も。こちらの方がいろいろ書いてあって分かりやすい。上の画像は穴が開いちゃったし。
「万能糸」と書いてあります。さらにはスパンミシン糸とも書いてあるので、ミシンにも使える万能糸ってことなのかな。
ちょうどね、濃いめの赤い糸で縫いたいものがあったのよね。で、糸が欲しかったのだけど、手芸用品店まで行く時間がなくて、近くの100円ショップで購入したのでした。
でもこれ、「万能」糸って書いてあるけど、ほんとに万能なんだろうか。すごい気になって、調べてみることにしました。
糸の仕様の比較
まずは、普通のミシン糸と比較してみることにしましたよー。
まずはこちら。これが私がいつも使っている普通のミシン糸「ポリスパン」です。よく売ってるやつ。ポリエステル100%の糸。
裏側にも糸のことがもう少し詳しく書いてあります。
ここでちょこっと用語解説です。
#60とあるのは糸の太さのことで、この60番手の糸は普通の厚さの布を縫うとき用。番号が大きくなるほど細い糸になって、90番手くらいだととても薄い生地向きです。
3コードとあるのは、合糸数のことらしい。つまりは3本の糸を撚って作ったということなのかな。
あとスパンというのは、短繊維の糸。長繊維(フィラメント)糸というのもあります。コットンとかを縫うのには、普通スパン糸。
上にすでに載せた画像にもあるように、100円ショップの「万能糸」も表示されている内容は全く同じでした。つまりどちらもミシン用によく使われる、60番手、3コードの100%ポリエステルのスパン糸のようです。
糸の見た目の比較
続いては、糸がそれぞれどんな具合か見比べてみましょー。糸を出してみると、、、
上側が手芸屋さんの糸「ポリスパン」、下側が100円ショップの「万能糸」です。んー、見た目ではそんなに差がないね。太さもほぼ一緒。
じゃあ撚りをほどいてみるかな。違いがあるかもしれない。
先程と同じく、上が手芸屋さんの「ポリスパン」、下が100円ショップの「万能糸」です。
素人目には違いはよく分かりませんねぇ。どっちも3本の糸を撚ってあるということは分かる。
敢えて言うと、下の「万能糸」の方が、3本の撚ってある糸がなんとなく固めな感じはしたかなー。手芸屋さんの糸の方がフワフワしてる。
縫って比較してみると差は歴然だった
今度は実際に縫って比べてみますね。これ、縫ってるところの画像です。
両方の糸を同じように縫ってみたんですが、出来上がりに歴然とした差がありました。下の画像は右側が「万能糸」、左側が「ポリスパン」です。
分かるかな。右の「万能糸」で縫った方は布の引きつりが激しいんですよね。
アップ画像にして比較するともっとよく分かる。これ、上が「万能糸」、下が「ポリスパン」です。
「万能糸」の方は、少し縫うと糸がどこかに引っかかってキーキー言うんですよね。で、それでも縫ってると、パチンと外れる音がする。またしばらくするとキーキー、またパチン。
よく観察すると、うちのミシンの場合、この画像の③と書いてある右の狭い部分で引っかかることが分かりました。それで縫うと引きつれが起こる。
まあ、私の相棒のこのミシン君はかなりのお年で、あちこちイカレテきてるからかもしれない。最新式のミシンとかだと問題なく縫えるのかもしれません。
まとめ
今回「万能糸」と「ポリスパン」のふたつのミシン糸を比較して分かったのは、うちのミシン君には「万能糸」は万能ではない、ってこと。
あくまで、うちのミシン君の場合なので、ご参考程度にしてくださいね。もっといいミシンだと実は全然平気で縫えるのかもしれないし。
さらにオマケ。この「ポリスパン」の方は500mもの長さがあるのですが、私のよく行く手芸屋さんでは160円くらいで買えるんです。一方の「万能糸」は220mで108円。
つまり「ポリスパン」の方が1m当たりの値段は安いし、うちのミシン君でははるかに縫いやすいってことです。
これからは近いからと100円ショップばかり行かず、手芸屋さんまで行って、縫いやすい糸を買うことにします。
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コメント
「ポリスパン」の方が1メートルあたりの値段が安いようですね。
100均はやすそうに見えて、実は量が少ない事ありますね。
又、「ポリスパン」で縫うものの方があきらかに仕上がりが綺麗ですね。
万能糸は、あきらかにひきつれています。
こんなに差が出るものなんですね。
でも、好むと好まざると100均の方が身近にあり、手芸屋とかが遠いので、100均一になってしまう事はありますよね・・・。
もっとマシなもんが欲しいと思っても身近にないといいますか・・・。
ウラジーミルさん
コメント、ありがとうございます♪
そうなんですよ、ポリスパンの方がコスト的にも縫いやすさでも断然良かったです。ちょっと遠いけど、やっぱり専門の手芸用品店に行かなきゃ、と思ったのでした。
万能糸は時としてミシンには負担がかかるかもなんですね(*´ω`*)
万能っていうところは、妥協点も多々あることがあるんで、やはり専門にはかなわないってところでしょうか(^^;
えたばりゅさん
コメントありがとーございます!
こんなにはっきり違うとは思ってなかったんですよね。やっぱり専門に扱ってるところの方が品質は良さそうかなー。
よく見ると、ほぐした時のなみなみが、手芸屋さんの方が細かい気がする。( ゚д゚)ウム
コレが大きいから引きつるのかな?勘違いカナ?(-ω-;)ウーン
ましゅーさん
ありがとうございます♪
確かになみなみの大きさが違う! これはポリスパンの方が糸が柔らかいからかもしれない。万能糸は撚ってある糸が固かった、、、
これか!
万能糸で塗ってるときに、ミシンが回らなくなったんです><
キイキイ言って、、、
今納得出来ました~~~(´;ω;`)
marimoちゃん
コメントありがとー♪
やっぱりmarimoちゃんとこのミシンもそうなった? うちと同じ現象だ。やっぱり手芸屋さんの糸の方が良さそうだねー。
糸によってこんなに違いが出るんだ!!びっくりだわ(; ・`д・´) 私も今までの失敗は糸が原因だったかもしれない( •ὢ•)
何年か前に、ミシンが壊れて、修理にだしても「悪いところはない」で帰ってくるし、おかしいなぁ・・って思っていたら、原因はボビンだったの!!100円ショップが買ったボビンは表面がささくれてる心があって、それで糸がうまく遅れずに止まっちゃってたの!!それ以来ボビンはちょっといいのを使ってる(゚∇゚ ; )
ビー玉ちゃん
コメントありがとね。
そうか、ボビンでもそんなことが! 私も100円ショップのボビン使ってるや。ヤバシ! 今のところそんな現象は起きてないけど、偶然かもね。
今後は手芸屋さんでちゃんとした糸やボビン、布を買おうと思ってる。