フリクションペンが消えない事件の顛末

にっこり(Nick Ollie)してもらえるものを目指して、のんびり(Non Billy)楽しくハンドメイドしているNick Ollieです。

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ハンドメイドの際に、チャコペン代わりに愛用してたフリクションペン。仕上げのアイロンをすると同時に、線が消えてくれる(透明になって見えなくなる)ので重宝してました。

これ、フリクションペン。

 

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こんな事件発生!

ところが厚手で濃い色の生地にこれを使ったら、アイロンしても消えずに、却って白い線が浮き出てしまったのでした。

フリクションペンが消えない事件、発生!
いただいたリング持ち手を使って、バッグを作ってます。が、最後の最後、アイロン掛けのところで問題発生してしまった!!

 

いやー、こうなっちゃった時は焦ったよ。だって、アイロンをするといつもスーッと線が消えてたはずなのに、もっと目立つ白い線がフワーッと浮き出てきたから。

 

フリクションペンを出しているパイロットコーポレーションのホームページにも、「布へは使用しないでください」とちゃんと書いてありました。

皆さま、チャコペン代わりには使わない方が良いみたいですよ。私も今度からチャコペンに戻る!

 

フリクションペンについて

機能

フリクションペンは、書いた線が60度以上になると消えます。というか、正しくは透明になって見えなくなる。インク自体がなくなる訳ではなくって、熱で透明になるんだって。

で、マイナス20度になると、元の色に戻る。てことは、北海道とかの寒冷地で冬に外にいると、消えてたはずの線か見えてくるのかな。

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ちょっと実験

温度によって、消えたり戻ったりする状態を確かめてみたいなー、と思ったので、実験することにしましたよ。こういうの楽しくて好き。

 

実験準備

まずはフリクションペンを使って、紙や布にいろんな太さで「Nick」と字を書いてみました。用意したのは、

  1. 黄色のノートの紙 → 「N」
  2. コピー用紙 → 「i」
  3. 厚手の布 → 「c」
  4. 薄手の布 → 「k」

ふふふ、楽しい♪ 因みに3の「c」がこの前トホホになったのと同じ布。帆布です。4は綿の薄い布で、格子状に織り柄が入っています。

 

「c」がよく見えないね。アップしてみると、、、 見えにくいけど、ちゃんと「c」が書いてあります。

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実験その1

さぁ、実験開始だ! これにアイロンを当てます。すると、、、こうなりました!

 

結果、だいたいは消えてるかな。でもやっぱり「c」だけが白くなってます。バッグと同じ状態。くっきり白い。

 

「k」の白い薄手生地はキレイに消えてる。紙の「N」「i」も何だか残ってるけど、色残りというより、強く書いた跡が残ってる感じ。紙にひっかき傷が残った。こちらN。

 

ただ「i」は跡がちょっと茶色っぽいかな、、、 高温のアイロンを掛けたから、傷跡が焼け焦げたとか?

 

「ハンドメイド」と軽く書いて、ペンについてる消しゴムで消したら、キレイに消えました。やっぱり傷跡が焼け焦げたのかな。

 

実験その2

次にこれを冷凍庫に入れて10時間ほど置いておきました。よし、十分に冷えたはず。出してみると、、、

 

ほほー。こんな感じになりました。「c」は白いまま。それ以外はうすーく文字復活途中って感じ。

家庭用冷凍庫だと夏場はマイナス10度ちょっとくらいらしいんですよね。マイナス20度までは下がらない。なので中途半端な復活状態だったんだろうな、と思いました。

それにしても、この実験は楽しかったわ♪

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さて本題

おいおい、やっと本題かー。今回はフリクションペンの実験をするのが目的ではないのよね。

厚手の濃い色の生地に書いた線をアイロンで消しても消えない。白い線が浮き出てきて、却って目立ってしまってるので、それをどうにかしたい、というのが本題。

 

フリクションペンは熱を加えたら透明になるけど、インク自体が消えるわけではなくてそこに残ってる。ってことは、インク成分そのものを取り除く必要があるってことだろな。

と言うことは、ボールペンとかのインク染みを消すのと同じようにすれば良いんじゃんね、きっと。

 

インク染みの消し方

あちこちググった結果分かったインク染みの消し方手順がこちらです。

  1. タオルを敷き、染みの部分に洗剤を直に垂らす
  2. 歯ブラシなどで優しく叩いて、染みをタオルに移す
  3. すすぐ

 

手順は水性インクも油性インクも基本同じ。但し、使う洗剤が違います。水性インクの場合は、中性洗剤か弱アルカリ性洗剤。油性インクの場合はクレンジングオイルか除光液を使うと落ちやすいようです。

ただどの洗剤や溶剤を使うにしろ、生地の色落ちがないか、目立たないところで事前に確認しておいた方が良いかもね。

あとフリクションペンの場合はゲルインクというインクらしいけど、水性インクに準ずるようです。

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やってみた

ということで、やってみました。中性洗剤をインクのところに垂らして、そしてそっと洗ったのがこちら。まだ濡れてる。

今のところ、白い線は消えたように見えます。乾いたあともちゃんと消えてるかどうかだなー。

 

乾かして、恐る恐るアイロンを掛けてみました。そっとね。その結果は、、、

うん、大丈夫そうだ。何となく白い線がほんのり残ってる気がしないでもないけど。でも大丈夫。なんか怖くてアイロンをピシッと掛けられてないかった。

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バッグ完成!

ということで、すったもんだありましたが、リング持ち手の四角い夏バッグが完成しました。こちらです。

 

カチッとしたフォルムがかわいいバッグです。サイズは縦20cm x 横28cm x 奥行(マチ)6cmほど。横幅がしっかりあるので長財布も入るし、マチもあるので意外とたくさん入る。使い勝手が良さそう。

真っ青だし、持ち手は透明だし、タグは白いから、ほんと夏にピッタリのバッグになりました♪

 

 

𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣。.:*・゚✽.。.:*・゚。.:*・゚✽゚・*:.。𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣

新しい挑戦。ミンネで作品紹介・販売を始めました。点数はまだまだ少し。これから増やしていきたいです。ぜひこちらからNon Billy Nick Ollieのギャラリーを覗いてみてくださいね。→ 現在新しい作品の出品は少しお休みしています。

 

 

 

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コメント

  1. AKAZUKIN より:

    普段、チャコペンがわりにフリクションペンを使ってるかたは必見の記事ですね!!
    そして、斜めから厚みの感じを見ると、またバッグのイメージが違って見えてきました。
    しっかりしていて使いやすそうです^_^

  2. アイロンするといつもだったらスーッと消える線が消えないと焦りますね!
    公式にも布への使用はいけない事になってましたね。
    でも、一部の布を除外し、ほとんどは大丈夫ですね。

    書いた線が60℃で消えるというか、透明化するんですね!
    マイナス20℃になると、元に戻るって本当なんですか!
    一度、消えた筈の線が復活するとしたら厄介ですね!

    わざわざ実験されたんですね!
    これは、有意義な実験ですね!
    フィリクションペンをここまで研究するとは凄いです!
    色んなモノを4点用意したんですね!

    しかし、ありゆるモノに書いて、濃い布地だけ、白っぽくなってしまいましたね。

    その書いたモノを全部、冷凍庫にいれたんですね!
    何と、色が少し復活するんですね!
    驚きです……👀‼️
    マイナス20℃はなくても、10℃でも、線が蘇りましたね!

    濃い生地の上に書いた線を消すにはどうしたらいいのかっていう事が今回の目的だったんですね。
    やはり洗剤を使うんですね。
    よくある中性洗剤で消えたんですね!良かったです…😌

    ほんとうに真っ青なバッグですね!気持ちはいいような目の覚めるような青です。

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